消夏此一味

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堀内宗完 堀内家長生庵12代 兼中斎宗匠の画賛です。
本来であれば立秋過ぎましたので下ろさなくてはいけません。
書は 消夏此一味 となっております。
消夏は暑さよけ、暑さしのぎ。
ナスを食べると体温が下がるのです。
夏の食べ物にはもってこいなのです。
賀茂茄子画

# by tsubakitei | 2019-08-16 20:18 | 茶道の精神

盆略の作法

南鐐鉄瓶(南部鉄)なのですが、急なお客様に、これで一服差し上げます。
太平洋戦争の最中、道具を出せないけど一服差し上げたいと、お盆使っての作法を考案したのは表千家13代即中斎宗左となっております。
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# by tsubakitei | 2019-08-10 15:09 | 茶道の精神

千利休が、最初に魚籠(びくかご)を花入に見立てたものといわれます。虫を入れる籠・鉈を入れる籠・吊り舟(入・出)・その他大振りな宗全籠や鮎籠 今回は自宅から持ってこなかった宗全と鮎籠はお花を5種類活けますので今回は無しとしました。(水を入れますと竹が傷みますのでヤクルトとかビニールのチューチューを入れたりしてします)

懐石椿亭の見どころ:決まり事や扱いのある花入

追伸:利休所持の耳付の籠ですが耳付唐銅の写しと思われます。

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# by tsubakitei | 2019-08-10 13:19 | 茶道の精神

喰籠

足利室町時代の座敷飾として違棚に「喰籠」が置かれていました。むろん書院の棚飾りでございます。その後、村田珠光や武野紹鴎の茶人に好まれたことにより、利休の茶席でもおもに主菓子を盛り込む菓子器として用いられ、今では様々な素材や形が現れてますが、最初は漆器でした。のちにこのような陶磁器も用いられるようになりました。漆器・陶器と風炉・炉の季節より扱いが違います。

以前お見せいたしたものは例外の割蓋菓子器です。画像は椿亭の乾山老松。私の家業は料亭で私自身日本料理人ですので、これに料理を盛り付ける場合もあります。

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# by tsubakitei | 2019-08-08 12:21

高取焼 花器

高取焼は元々、慶長7年1602年・福岡県直方市にある鷹取山の麓にて焼かれており、朝鮮出兵の際に黒田長政が陶工、八山(日本名・八蔵重貞)を連れ帰って焼かせたのが始まり。遠州七窯の一つです。

遠州七窯の文献
志戸呂焼(遠江:遠州)、膳所焼(近江)、朝日焼(山城)、赤膚焼(大和)、古曽部焼(摂津)、上野焼(豊前)、高取焼(筑前)、『本邦陶説』では古曽部にかわり伊賀焼が挙げられている
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鬼丸碧山高取雪山窯
松摺漆丸香台 八代宗左 啐啄斎好
藪茗荷
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はくうんゆうせきをいだく

# by tsubakitei | 2019-08-06 17:28 | 室礼(しつらえ)

椿亭 八尾店の佇まい

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玄関
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カウンター
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私の35歳の時の直筆[侘助]
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和敬静寂
風炉先
和の字に遊び心あり
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蓮画
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春夏秋冬
芹澤圭介(人間国宝)

# by tsubakitei | 2019-08-05 16:11 | 椿亭 越中八尾店だより

桂籠

桂籠 京都竹器師 小倉宗明作
ワレモコウ ミョウガ
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藪茗荷の花ですがどうも神楽鈴(巫女鈴)と因果関係あり
懐石椿亭 茶室にて
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桂籠に限り花入として師走にも使用可能です。宗偏流茶道を興した茶人として茶道界でも高名山田宗偏の弟子が吉良上野介でした。座敷に桂籠があったもようです。
理由は、茶人である大石内蔵助が吉良邸の討ち入りで桂籠を白い布に巻きつけ槍に縛りつけて吉良上野介の首代わりとして打首印にしたと言うことのようです。

# by tsubakitei | 2019-08-03 14:39 | お花

朝茶事

盛夏は簾に水を含ませ朝茶にて候
蓮葉もしくは芋葉もしくは葛の葉を用います
梶の葉は、裏千家流の水指の葉蓋。
表千家流では使用いたしませんが優雅で良いですね。
梶の葉蓋は、裏千家(今日庵)14代お家元淡々斎宗室考案した扱いです。
お茶をはいた後、葉蓋の梶葉は切り落とした茎は水指の正面手前にあり、茎を右手で持ち左手に葉を預け
四つ折りにして建水の中に落としいれます。お点前はこのような感じです。
昭和39年以降(葉蓋の真行草の真)
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給仕盆:藤井大与作
銀(南鐐)飯杓子は決まり事


# by tsubakitei | 2019-08-02 19:59 | 料理(懐石・茶懐石)

七事式 一二三

いつものように点ててます

十種香札とは

十個の小箱に、札が十二枚ずつ入っている。

「客」 「客」 「客」

「月1」「月2」「月3

「花1」「花2」「花3

1 2 3

表は箱ごとに十種の植物の絵

(菊・桐・松・竹・梅・桜・柳・萩・水仙・牡丹)が描かれている。

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折据

# by tsubakitei | 2019-08-02 12:24 | 茶道の精神

菓子の茶事

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菓子の茶事
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 1迎えつけ
 2手水
 3席入り
 4初座の挨拶
 ※掛け物を拝見し款談
 5主菓子
 6中立
 ※菓子の茶事の決まり事は客の方から中立を乞う
 7客は腰掛へ
 ※亭主は掛け物を外し花入をして濃茶を仕組む
  湯合いと炭の火合いを確認
  水屋にて茶入の準備整い次第 定位置に置く
 8鳴り物
 9客は手水
10後座の席入り
11濃茶点前
 ※タバコ盆・お干菓子を出す
12続いて薄茶で仕舞う

宗旦は好んで菓子の茶事をしたそうです。




# by tsubakitei | 2019-07-31 16:34 | 陶器と漆器

京野菜

加茂茄子に限らず京野菜伏見唐辛子にしろ、いいものは良い。
地場産物もいいのですがこの時期はお召し上がり頂きたい素材と言う物があります。
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# by tsubakitei | 2019-07-29 21:07 | 料理(懐石・茶懐石)

ヒオウギ

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花器:備前
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塵箸表千家流
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# by tsubakitei | 2019-07-29 16:51 | お花

陶磁器の修復について

修理は一箇所
一箇所であれば景色
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松岩黄仁哲 高麗雲鶴碗
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# by tsubakitei | 2019-07-26 11:54 | 陶器と漆器

岩もずく

料理は、さておいて竹細工をご覧くださいませ。
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# by tsubakitei | 2019-07-25 19:35 | 料理(懐石・茶懐石)

建水と言う茶道具

これは使いやすいと思い購入してから丸8年の建水で別名こぼしとも言います。
茶道では決して表舞台には出てこない格下の器ですが、なくてはならない器です。人生や人をとらえてもこの建水の本意が大切であると学びました。
土台を支える名脇役建水が如しの心得をもつべし・・・です。 
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仕組みのお点前でも始めましょうか。
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表千家 不審庵形建水 
赤膚焼 古瀬尭三造

故堀内宗完 宗匠曰く・・・建水の中のお茶は捨てずに取りだめして灰作りのお茶に使うべし

# by tsubakitei | 2019-07-22 12:32 | 茶道の精神

この器は耳盃(じはい)と言います。白い部分が耳にみえるでしょう。器の表面に銀を貼ってあります。二十年以上使用しておりますので、磨きこむ必要があります。趣向としては3月か7~8月の七夕あたりや法事に使います
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磨き前の器↑
磨き後の器↓
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手間のいる器がほとんどですね




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に活躍する器です。すべては茶の湯の器ですね。
# by tsubakitei | 2019-07-17 19:05 | 陶器と漆器

老松 割蓋茶入 

1582年(天正10年)本能寺の変の後、秀吉は明智光秀を山崎で討伐。
当時、妙喜庵の待庵の庭に一本の松がありました。
その松の枝が通るたびに秀吉の袖を引っ掛けて、袖摺り松とジャマ扱いをされておりました。
それから、幾年後 表千家6代家元覚々斎(1730-1783年)の考案により、その老いた松を伐採して割り蓋にして湯のみに被せて茶入れにしたのです。
これが受け継がれてきた老松茶入なのです。本歌は30個ありましたが現在はそんなに存在しておりません。
表千家6代家元覚々斎という人物は、桝床茶室を考案したりスーパープロデューサー&ークリエーターの能力があり、表千家の茶の湯や息子の如心斎そして息子の八代家元になった一燈宗室裏千家に革命をもたらしたとも言えるでしょう。 岡本太郎の名言:芸術は爆発だ。の意味がわかります。
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長緒の扱い
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休め緒 梅
角を立てると桔梗となります
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短緒と同様の休め緒
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獅子噛文長班錦(シカミモンチョウハンキン)

正倉院宝物に由来する原品は、
赤、緑、縹、紫の4色で縦の縞(長斑)を表し、
口を開けた獅子のような「獅噛文」が
横に連なって幾段にも配された経錦です。
奈良時代の経錦の中でも異色の文様をもつ錦のひとつです。
元々は薄茶器ですが仕服を纏えば濃茶器になります
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早梅に鴛鴦 蒔絵 
十二ヶ月茶器
井伊直弼(宗観)好

# by tsubakitei | 2019-07-17 11:18 | 茶道の精神

厨房掃除

連休後の厨房掃除(本店移転15年目)椿亭の厨房は
人工芝を敷き詰めてあり埃が飛びにくくなっております。
厨房の衛生面はまな板・冷蔵庫は常識ですが足元や
壁・食材を入れるボールに鍋にも気を配ります。
実は、青かびを食べても食中毒にはなりません。

一番恐ろしいのは目に見えないノロ・MRSAウイルス/そ次感染や
カンピロバクター・アニキサスみたいな寄生虫が原因なのです。

清潔一番
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# by tsubakitei | 2019-07-16 18:06 | 健康生活

室礼

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吹き墨火入
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虫篭香合
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曲輪花入
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メダカ草
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山女籠
 書:表千家 八幡宗豊宗匠

# by tsubakitei | 2019-07-16 13:51 | 茶道の精神

お薄

干菓子盆:表千家14代家元 宗左而妙斎
お干菓子 椿亭自家製
茶碗 銘:飛雲 
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漆器:川端近左漆工房
川端 宏房造
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# by tsubakitei | 2019-07-15 17:27 | 茶道の精神

自家製の湯葉をご賞味ください 価格3,000円税別
昼(平日の限定料理)
八尾店でもお召し上がりになれます
予約が必要です。
前日の予約は不可となりますのでご了承ください。
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# by tsubakitei | 2019-07-12 21:43 | 料理(懐石・茶懐石)

瀧 掛軸

表具の天地はモミ紙です
ちょっと珍しいかの知れません
瀧を描いた画賛
飛流直下三千尺  宗完
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本来は盛夏なのでしょうが冷夏です。
でも各不動寺では瀧開きが行われました。
水が冷たいでしょうね~。
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 即中斎高弟 八幡 宗豊宗匠
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# by tsubakitei | 2019-07-11 20:35 | 室礼(しつらえ)

石組の定義

これは我々表千家流の茶庭の構図となりますが
裏千家流は手酌石と湯桶石の位置が反対になります
このように庭の塵穴を例に挙げても角穴は広間用
丸穴は庵用と変化していきますし塵箸も流派によって形が違います。
この塵穴ですが織部(藪内)流の茶庭には塵穴はございません。

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# by tsubakitei | 2019-07-08 19:18 | 室礼(しつらえ)

夏の夕暮れ、そろそろ今宵の宴が始まります
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茶庭にも庭つくり定義があります。各、石の一つにも名前が付いております。
又、流派によって石の高さ置き場所が違いますので、私達は庭をみるだけでわかります。
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# by tsubakitei | 2019-07-08 17:11 | 茶道の精神

釣り上げた甘鯛と鱧

ハウスメーカーの集成材は論外。数奇屋大工・宮大工は木材の質・木の癖・年輪をみるように、私達も魚を見抜く眼をもたなくてはいけません。

魚は、海流や場所・その場所で何を食べて育ったのか?それぞれ味が違うのです。

その味が魚価格に反映して参りますので、同じ食材を使っても私たちが設定するコース料理の価格にも差が生まれる訳です。しかし、実はコース料理と言う料理屋の出し方は、お客様にとって大変お得な価格なのです。割烹で甘鯛・ノドグロ料理を単品で1尾注文しますと数千円どころかウン万円なのかもしれません。おせち料理は特に有り得ないほど格安ですよ。気付いていただけたら料理屋さんたちは嬉しいと思いますね。


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# by tsubakitei | 2019-07-08 10:45 | 料理(懐石・茶懐石)

葛の花 見頃

生命力が強く夏は生き生きして増殖する植物の中の王様、かと言ってあまり活けませんが本日はご紹介いたします
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葛の 風に吹き返へされて 裏の いと白く見ゆる をかし 
枕草子

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七夕には梶の葉の裏に筆にて願い事を書く。平安時代の後捨遺(ゴシュウイ)和歌集に載ってますので、梶を使うようになったのは11世紀からですかね。
梶の葉は諏訪大社の家紋でもあります。
天の川 御本手茶碗 阿漕(アコギ)窯 福森十浦 
画賛:表千家堀内家12代家元 兼中斎宗完

# by tsubakitei | 2019-07-07 11:15 | お花

富山市常盤町9-5 本店☎076-425-5544 ■富山市八尾町東町2223  越中八尾店☎076-454-2366  https://tsubakitei.co.jp
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