茶事は夜咄であがり候

夜咄(よばなし)とは茶事七式 師走12月から始まり寒を迎え3月まで催されます。
ゆらぐ和蝋燭の灯火や短檠が醸す席入りは、風情があり別格の茶事のあじわいです。
客をもてなす文化の最高峰が夜咄。
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簡単に話せば懐石は、料理コンクールではないと言う事です。
懐石における亭主はすべてにおいて黒衣なのです。

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四畳半以下の小間での夜咄は、竹檠と炉縁・引き盃なども道具が変わります。

私がこまごま言うのはおこがましいですが、この国の文化そのものは、重ねから来ております。平安の十二単衣にみられるように色と色の重なりが我々の日本文化の原点。道具の配置の位置・器の重ね使いを取り合わせと言います。唐紙の襖に手がかり(模様)も重ねの一つ。この様々な生活様式のすべてが茶の湯でありお客に心を伝えるツールとして現代に生きております。そして、素材が悪ければ一閑張りのように和紙を重ねて美を生み出す。白身魚を昆布に重ねて、味に深みと歯ごたえを与える。すべてにおいて陰陽の重ねですから深いものです。

by tsubakitei | 2018-11-26 13:25 | 茶道の精神 | Comments(0)

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