四滴茶入

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表千家では油滴は濃茶にも使うことが出来る。
炉の場合は口が右 風炉の場合は口が左とする。
四滴とは 元々、唐書道から来た硯に水を継ぎ足す道具を転用したものと思われる。
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浅見与し三 造
. 初代与し三は1912年、父与之助(二代浅見五郎助の次男)より分家して五条坂に開窯。
弦付(左)・水滴(中央)・手瓶(右)
この三種は薄茶器として使う替え茶入である。
弦付は流派よって扱いが違う。
表千家での弦付のお茶の掃き方は、弦を縦にして茶入を清める時は、手が弦の中には入りません。
茶入の上に茶杓を置くときも同じく弦は縦にして釜付に置き合わす。
お茶を吐くときは茶入の蓋を取ってから向きを変え、お茶を吐いたら茶入の向きを変えてから蓋を閉めます。



by tsubakitei | 2020-07-20 15:45 | 茶道の精神

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