向こう切り 本勝手 初炭点前 表千家

表千家では逆勝手のお点前は小間だけとなっております。
今回は、表千家の向こう切り小間の本勝手の教本がネット上に、中々、出で来ないので解説します。

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左画像の向こう板の前の小板は炉縁の寸法で良い。(書き間違い)

炉の向こうに42.5㎝幅の木地の小板を入れる。
ほぼ3.5尺の木地となる。
入れないときは小板のみだが向こう板を入れた時も小板を入れる

初炭点前

本勝手ですが炭では逆の点前になります。
炭斗は本勝手とは左右逆に炭を組み、羽箒は風炉の本勝手に用いる右羽を使用します。

点前の手順

炭斗を持ち出して炉の左横に置く

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灰器を持ち出して位置に座り左手で勝手付に置いて、炉の正面に向く。
左手で炭斗から羽箒を取り炉縁の近くに置き同じく左手で鐶を炭斗の中心部の前に置く。
火箸を左手で炭斗の右、羽箒との間に降し置く。
香合は右手で取り、羽箒の先の小板の横辺りに置く。

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袱紗をさばいて釜の蓋を閉める。(男子は、さばかずに素手で釜の蓋を閉める)
左手で鐶を取り釜にかける。
左手で釜敷きを出し、右手で持ち直して左手で左膝の横に置く。
釜を釜敷に上げて、体を釜の正面にし、正しく釜がのっているのかを確かめて左に引き、横にして置く。
鐶は外して釜の左横に置き、体を炉の正面に戻す。

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左手で羽箒を取り。右手に渡して常のように炉を掃き、また、左手に渡して炭斗と釜との間に羽箒を斜めに置く。
左手で火箸をとり、右手に持ちかえて右膝頭の前で畳に火箸をついて持ち直し下火を直す。
下火を直したら、火箸をついて持ち直し左手で炭斗の中に戻す。

体を左斜めに回して左手で灰器を取り右手で炉の左前に置く。
体を炉の正面に戻り、常のように湿し灰を撒く。

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撒き終わった灰器は右手で取って左手で炭斗の点前の左寄りに仮置く。
羽箒を左手で取って右手で持ち直して炉縁を掃き、五徳の爪を向こう爪、右側客付、左側勝手付と掃き、左手で元の位置に置く。

火箸を左手で取り、右手に持ちかえて枝炭を挟んで灰器の右肩に乗せて、火箸を左手に渡して火箸を持ったまま胴炭を取って炉に入れる。
火箸を炭斗に返し両手で炭斗を持ち、炉の近くに寄せる。(男子は、左手のみで炭斗を寄せる)

火箸を左手で取り、右手に渡して常のように炭をつぎ、枝炭を炭斗に戻して炭斗を両手で元の位置に戻す。

体を左斜めに回し右手で灰器を取り、左手で最初の位置に置き、炉の正面に戻る。





by tsubakitei | 2020-11-25 14:59 | 茶道の精神

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