枡床 茶室について


表千家 金沢 吉倉家 茶室

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京都大徳寺の聚光院の中に現存の枡床は、閑隠席とは水屋を隔てて隣り合い、重要文化財に指定されています。

枡形(正方形)の踏込床があるためこの名がついています。
全体は四畳半の大きさの中に半畳大の方形の板を、畳と同じ高さに敷き込み(これを踏込床と呼びます)、柱を立てて袖壁(床脇)を設けて床の空間をつくっています。
点前座側からは風炉先にあたる袖壁には下地窓をあけ、下方は吹き抜けています。
床の角の床柱は太い赤松皮付で、点前座側からは中柱に相当します。床柱と点前座を見事に統合した構えで、威厳ある佇まいです。
桝は表千家六代・原叟/
覚々斎の考案ではないかと伝えられています。

※革命を起こした覚々斎の息子達が表千家如心斎宗佐であり裏千家一燈宗室である。この二人が七事式を考案したのです。

休祥庵は
四畳半でなく、中板があります。なんとも凄いとしか言えませんね。

by tsubakitei | 2023-02-19 13:26 | 茶道の精神

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