カテゴリ:茶道の精神( 67 )

老松 割蓋茶入 

1582年(天正10年)本能寺の変の後、秀吉は明智光秀を山崎で討伐。
当時、妙喜庵の待庵の庭に一本の松がありました。
その松の枝が通るたびに秀吉の袖を引っ掛けて、袖摺り松とジャマ扱いをされておりました。
それから、幾年後 表千家6代家元覚々斎(1730-1783年)の考案により、その老いた松を伐採して割り蓋にして湯のみに被せて茶入れにしたのです。
これが受け継がれてきた老松茶入なのです。本歌は30個ありましたが現在はそんなに存在しておりません。
表千家6代家元覚々斎という人物は、桝床茶室を考案したりスーパープロデューサー&ークリエーターの能力があり、表千家の茶の湯や息子の如心斎そして息子の八代家元になった一燈宗室裏千家に革命をもたらしたとも言えるでしょう。 岡本太郎の名言:芸術は爆発だ。の意味がわかります。
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長緒の扱い
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休め緒 梅
角を立てると桔梗となります
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短緒と同様の休め緒
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元々は薄茶器ですが仕服を纏えば濃茶器になります
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早梅に鴛鴦 蒔絵 
十二ヶ月茶器
井伊直弼(宗観)好

by tsubakitei | 2019-07-17 11:18 | 茶道の精神

室礼

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吹き墨火入
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虫篭香合
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曲輪花入
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メダカ草
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山女籠
 書:表千家 八幡宗豊宗匠

by tsubakitei | 2019-07-16 13:51 | 茶道の精神

お薄

干菓子盆:表千家14代家元 宗左而妙斎
お干菓子 椿亭自家製
茶碗 銘:飛雲 
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漆器:川端近左漆工房
川端 宏房造
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by tsubakitei | 2019-07-15 17:27 | 茶道の精神

夏の夕暮れ、そろそろ今宵の宴が始まります
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茶庭にも庭つくり定義があります。各、石の一つにも名前が付いております。
又、流派によって石の高さ置き場所が違いますので、私達は庭をみるだけでわかります。
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by tsubakitei | 2019-07-08 17:11 | 茶道の精神

茶通箱の御点前からその上の唐物の御点前、そしてその上の台天目と盆天・・家元の相伝の為、一切、一般の茶道本には出ませんので、茶道を勉強したい方はカルチャーお茶教室でなく裏千家(茶通箱有り)さんも同様に入門して厳しい先生に師事して茶暦を積まないと、そのレベルまで到達しませんので精進あるのみです。
ですから、ブログに練習風景や扱い方を明記したり画像を出したりする訳にはいかないのです。
厳しい掟によって今日まで来ています。それが茶道です。
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表千家流では、亭主はへりくだり用意した濃茶は棗に、到来物を茶入にして左右共仕服に入れる。しかし、裏千家流は大津袋を使います。
by tsubakitei | 2019-07-04 16:55 | 茶道の精神

四時(しいじ)漢詩

四時(しいじ)詩
書:表千家堀内家12代兼中斎宗完
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陶淵明 周時代
春水滿四澤
春水(しゅんすい)四澤(したく)に満つ
夏雲多奇峰
夏雲(かうん)奇峰(きほう)多し
秋月揚名輝
秋月(しゅうげつ)名輝(めいき)を揚げる
冬嶺秀孤松
冬嶺(とうれい)孤松(おしゅう)秀(ひい)づ
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by tsubakitei | 2019-07-02 11:21 | 茶道の精神

そろそろ蛍の求愛も終わり
6月下旬ですが小暑みたいな気候です。

書:修竹不受暑 
漢詩杜甫

陪李北海宴历下亭

[唐] 杜甫
东藩驻皂盖,北渚临清河。
海右此亭古,济南名士多。
云山已发兴,玉佩仍当歌。
修竹不受暑,交流空涌波。
蕴真惬所遇,落日将如何?
贵贱惧物役,从公难重过!
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画賛
筆:表千家堀内家(長生庵)第12代兼中斎宗匠
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半夏生節は、夏至から数えて10日間くらいまでです。
その時に咲く花を半夏生(ハンゲショウ)と呼ぶようになりました。

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by tsubakitei | 2019-06-25 14:04 | 茶道の精神

芍薬 山ちゃがら しらん 春先秋明菊 撫子
本日、私が正客
続いて花月は亭主をやり稽古を終えました。

稽古には5人が必要で七事式は
全員が進行方向に右足あるいは左足で三足引きで茶室を歩きます。
正客がお花を入れ
次客が炭点前をして
三客が香を焚き正客から順にお香をききます
亭主(東)
半東
常の如くお茶(濃茶)を点てるのですが
薄茶の場合はそのまま茶巾絞りをして続き薄となります。
東と半東の二人は踏み込み畳でのすれ違いもあり
且座ならではの見所もあります。
今回の次客は男性の為、半東は踏み込み畳に置く
建水の横に袱紗を置きません。

社中の皆さんはベテランですので安心して楽しんでます。
今回の東は男性教授資格者78才(お手本茶人)


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火孔の前には聞き筋を一本入れます

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ハルザキシュウメイギク
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書:尋牛斎 久田 宗也
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by tsubakitei | 2019-05-23 16:26 | 茶道の精神

茶入

唐物茶入の中でも茄子と文琳は、最上位とされております
文琳とは林檎の形
 
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表千家流では唐物を扱う点前から相伝となり
唐物のお許し状を頂き習得
こちらは文琳形であり唐物写
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日本の料理においてはこの茶の湯がかかせません。
空即是色 移りゆく季節と食材を楽しむ事を教えてくれるのが
般若心経であり茶の湯であります
礼に始まり礼に終わる
料理の姿勢も同じであります
姿勢で始まり姿勢で終わる

by tsubakitei | 2019-04-27 18:21 | 茶道の精神

楽茶碗

当代楽入は私の二つ歳上の還暦になられますが
この楽茶碗は先代の作品です
手触り良く色よく茶溜り良く
楽茶碗として良い仕上がっております
アルツハイマー病で亡くなった私の母親(享年82)が買い求めました。
使用感があまり無いので
これから私が扱います
料理屋もそうですが道具と言う物は
代々その家に受け継がれる事に意味があります
その思いを子孫に伝えゆくのだと思っております
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by tsubakitei | 2019-04-11 12:45 | 茶道の精神

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